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⑦親の成功が子の呪いになる瞬間。 | キュウリ

⑦親の成功が子の呪いになる瞬間。

最近な、港区のラウンジで保護者面談しとった時の話や。

ガラス越しにタワマンずらーっと並んでて、机の上には分厚い決算書。

で、父親が腕時計クイッと触りながら言いよった。

「うちの子は失敗せんでええ。遠回りは時間の無駄や。」

横で頷く息子。

目ぇがな、笑うてへんねん。

ワイは心の中で思ったわ。

あー…これや。

富裕層専門、クセ強めの塾経営やっとるワイから言わせてもらうとやな。

成功には副作用ある。

今日はそこ、ぶっ刺しにいくで。

親が年商50億。

海外法人。

資産管理会社。

そらもう立派や。

努力の塊や。

でもな。

成功ってな、子どもの“普通”を狂わせるんや。

周りの子が年収1000万目指して必死な中、その家では1000万なんて“誤差”。

せやからどうなるか。

小さな成功が成功に見えへん。

頑張っても、「まぁこんなもんか」

達成感が薄い。

常に比較対象が父親。

これな、地味に地獄やで。

山が高すぎると、登る前から足ガクガクや。

富裕層家庭は防御力MAXや。

失敗しそうになったら資金投入。

トラブルあったらコネで即解決。

完璧や。

でもな。

子どもに必要なんはな、“安全な大失敗”や。

これやねん。

100万溶かす。

仲間に裏切られる。

自信粉々にされる。

でも自分で立ち上がる。

このプロセスが、人間の骨格作るんや。

親が全部取り除いたら、転ばん。

でもな。

立ち上がり方も知らん子になる。

これが一番怖い。

ある生徒が言うた。

「失敗したら、父の看板に傷つける気がするんです。」

父親は何も言うてへん。

でも空気がそうさせる。

成功者の家庭ほど、“できて当然”の圧がある。

この言葉な。

便利やけど、刃物にもなる。

すると子どもはどうなるか。

挑戦せん。
守る。
リスク取らん。
で、30代で急に燃え尽きる。

金はある。
肩書きもある。
でも中身スカスカ。

これ、ほんま多いで。

ワイの塾ではな、親の力届かへん課題出す。

資金援助禁止。
口出し禁止。
自分で決めて、自分でやって、自分で責任取る。

最初は震える。

でもな。

ある瞬間、目が変わる。

「あ、自分で乗り越えられた。」

この瞬間に生まれるもん。

“自己効力感”これが真の資産や。

これはな、相続できへん。

でも最強や。
奪われへん。
暴落せん。

あのラウンジの父親は最後に言うた。
「俺を超えろ。」

でもな。
子どもは親を超えたいんちゃう。
自分になりたいだけや。

親の成功が子の呪いになる瞬間。

それはな。

挑戦する“権利”を奪った時や。

さて。

次回はな、親の巨大な成功から逃げ出した少年の話。

エリート街道捨てた。
父は激怒。
家族会議は修羅場。
でも数年後、評価はひっくり返る。

笑うんは誰か。
泣くんは誰か。

富裕層のあんたにこそ、見届けてほしい。

続き、覚悟しときや。

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